
オンライン会社説明会の選び方
新卒採用力を向上させるオンライン説明会ツールは何か
オンラインツールの種類を知る
①WEB会議系
1対1で接続する場合は音声や映像の安定性は高く、最近は品質も高くなっています。利用するデバイスやネットワーク環境にもよりますが、1対多人数の場合は接続が不安定になる場合もあるので、運用時にはこうした問題を前提に進めることが必要になります。
Zoom、Webex、Teams、Skype、ハングアウトなどが代表的で、企業側も学生側も同じネットワークに入り、WEBカメラ・WEBマイクでコミュニケーションを行う仕組み。数名で実施する会議やテレビ電話を目的にスタートしたサービスが多い。
Zoomを使ったテレビ会議システムでの映像を視聴側で録画した映像
②Live配信
配信に使用するカメラ、マイク、配信機器などのスペックと使用するサービスによって変わりますが、WEB会議系と比較すると、映像品質・音声品質は安定している。視聴する側は、システムへ接続を行っていないので、人数が増加する事による品質劣化はない。但し、使用するサービスの配信システム(サーバーなどのスペック)によって同時視聴人数が制限される場合がある。
Facebook LiveやYoutube Liveなどが一般的で、企業側がビデオ・音声をWEB上で配信し、学生は、WEB上で視聴する形式。チャットを併用する事でコミュニケーションを行う。音楽のLive配信、イベントのLive配信、ニュースの配信などのサービスが多い。
カメラ4台、パソコン画像1台、マイク3台を使ってLive配信のケース
③動画配信
事前に撮影編集した映像をWEB上で配信するため、映像品質・音声品質は安定している。配信システムで利用するサーバー環境を正しく準備することがポイント。
動画配信は、事前に撮影・編集された映像を企業側がWEB上に公開し、学生は指定されたURLへアクセスする事で動画コンテンツを視聴できるサービス。動画は24時間公開が一般的で、公開期間を限定しなければ通年で配信することができます。
カメラ1台、マイク1台を使って収録し、スライド画面を編集で加えたケース
採用活動プロセスとオンラインツールの相性一覧
WEB会議
△
×
△
○
◎
◎
○
非常に大きい
Live配信
◎
△
◎
×
×
◎
○
大きい
動画配信
◎
◎
◎
×
×
×
◎
小さい
プロセス別オンラインツール活用術
面接は「WEB会議ツール」が有効です。事前に接続方法をしっかりと学生に伝え運用するのが重要です。尚、トラブル発生に備え、電話での代替なども準備しておくことをおすすめします。
採用担当者の業務負担を考慮する