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オンライン会社説明会の選び方

新型コロナウィルスの影響で、対面型の会社説明会開催が困難な中、オンライン上で情報を発信するWEB説明会が効率的な採用活動を実現します。このページでは、オンライン会社説明会の種類・特徴・使い方についての基本をご紹介しています。

第1章

オンラインツールの種類を知る

採用活動で利用するオンラインツールは大きく3種類に分類することができます。WEB会議系、Live配信系、動画配信系です。それぞれの特徴を理解し、採用活動の各シーンに合った利用が効果的です。

①WEB会議系

1対1で接続する場合は音声や映像の安定性は高く、最近は品質も高くなっています。利用するデバイスやネットワーク環境にもよりますが、1対多人数の場合は接続が不安定になる場合もあるので、運用時にはこうした問題を前提に進めることが必要になります。

Zoom、Webex、Teams、Skype、ハングアウトなどが代表的で、企業側も学生側も同じネットワークに入り、WEBカメラ・WEBマイクでコミュニケーションを行う仕組み。数名で実施する会議やテレビ電話を目的にスタートしたサービスが多い。

Zoomを使ったテレビ会議システムでの映像を視聴側で録画した映像

WEB会議系を利用する学生の声

WEB説明会で顔出しは勘弁してほしい。まずはどんな会社かを知るために参加するのに、途中で抜けることもできない。でも顔出ししないと印象が悪くなるようで心配
男性のコメント
WEB説明会の顔出しはキツイ
WEBでの内定者懇親会に参加しましたが、初めて他の内定者の顔を見ることができ、他の人の意見をいろいろ聞いて自分と同じ気持ちだったので少し安心できました
男性のコメント
内定者懇親会で安心
地方学生にとって、WEBで面接できるのはとても助かりました。交通費や洋服代の節約ができ、希望する多くの会社の面接を受けることができてよかったです
女性のコメント
WEB面接はありがたい

②Live配信

配信に使用するカメラ、マイク、配信機器などのスペックと使用するサービスによって変わりますが、WEB会議系と比較すると、映像品質・音声品質は安定している。視聴する側は、システムへ接続を行っていないので、人数が増加する事による品質劣化はない。但し、使用するサービスの配信システム(サーバーなどのスペック)によって同時視聴人数が制限される場合がある。

Facebook LiveやYoutube Liveなどが一般的で、企業側がビデオ・音声をWEB上で配信し、学生は、WEB上で視聴する形式。チャットを併用する事でコミュニケーションを行う。音楽のLive配信、イベントのLive配信、ニュースの配信などのサービスが多い。

カメラ4台、パソコン画像1台、マイク3台を使ってLive配信のケース

Live配信を利用した学生の声

対面形式の会社説明会で質問するよりも、チャット機能の方が質問しやすくて便利でした。直接だと聞きにくい内容も聞くことができたからです。
男性のコメント
チャットで質問ができるのが便利
服装やメークの必要もなく、自宅から会社説明会を視聴できるのはとてもありがたかったです。交通費や移動時間も節約できるのがとても便利でした。
男性のコメント
自宅から普段着で参加
人気企業でしたので、これまでの対面会社説明会はすべて満席表示で予約もできませんでしたが、WEBなので予約も簡単で参加できてよかったです。
女性のコメント
対面会社説明会だと予約もできない

③動画配信

事前に撮影編集した映像をWEB上で配信するため、映像品質・音声品質は安定している。配信システムで利用するサーバー環境を正しく準備することがポイント。

動画配信は、事前に撮影・編集された映像を企業側がWEB上に公開し、学生は指定されたURLへアクセスする事で動画コンテンツを視聴できるサービス。動画は24時間公開が一般的で、公開期間を限定しなければ通年で配信することができます。

カメラ1台、マイク1台を使って収録し、スライド画面を編集で加えたケース

動画配信を利用した学生の声

電車やバスの移動中でもスマホから会社説明会を視聴できるのがとても便利でした。繰り返し見ることで、事業や仕事の理解度が深まったと思います。
男性のコメント
移動中の空き時間に視聴
業界研究の中で知った企業で、最初は志望度はそれほどでもなかったのですが、WEB説明会を視聴して会社の強みを知ることができたのが大きかった。
男性のコメント
よく知らない会社だったけど・・
コロナの影響で今年は工場見学会をがなくなったと聞いていましたが、動画で工場の様子を見ることができて、とても興味を持つことができました。
女性のコメント
工場見学動画が印象的でした

第2章

採用活動プロセスとオンラインツールの相性一覧

採用活動のプロセス別にオンラインツールの相性を見ると以下の表になります。会社説明会やOBOG訪問・質問、職場見学会など早期のプロセスでは、「動画配信」が効果的。一方で選考過程では「WEB会議」が効果的です。Live配信は、会社説明会やOBOG質問会など大人数を対象とする場合でコミュニケーションが取れる点が大きな魅力になります。

WEB会議

×

非常に大きい

Live配信

×

×

大きい

動画配信

×

×

×

小さい

採用活動のプロセス別にオンラインツールの相性を見ると以下の表になります。会社説明会やOBOG訪問・質問、職場見学会など早期のプロセスでは、「動画配信」が効果的。一方で選考過程では「WEB会議」が効果的です。Live配信は、会社説明会やOBOG質問会など大人数を対象とする場合でコミュニケーションが取れる点が大きな魅力になります。

第3章

プロセス別オンラインツール活用術

プロセス別に各ツールを活用するためのポイントをご紹介します。

会社説明会は「動画配信」で準備する事がおすすめです。24時間・通年会社説明会開催が可能になります。これは、学生側の利便度が高まることはもちろん、採用担当者の業務量も低減にもつながります。最初に「動画配信」の会社説明会を提供し、会社の基本情報を理解してもらった後に、「Live配信」や「WEB会議ツール」を使った「質問会などのコミュニケーション」を行うことで学生の企業理解度、志望度アップを実現できます。「Live配信」と「WEB会議ツール」のどちらを選択するかは、学生の人数によって選択するのが良いでしょう。
社内紹介、店舗紹介、工場紹介など職場見学会は、「動画配信」で置き換えるのが効果的です。学生に見てほしい職場や設備・店舗などを撮影・編集し公開することで伝えたい情報を確実に届けることができます。また、動画として準備する事により、Live配信やWEB会議の途中に再生表示させることもできます。
先輩社員が語る入社動機、仕事のやりがい、面白さなどは「動画配信」が効果的です。また、学生からの質疑に答える質問会開催の場合チャットで行う「Live配信」か、少人数の場合は「WEB会議ツール」で実施するのがが効果的です。「Live配信」の場合は、後日録画映像を「動画配信」で再利用するなど組み合わせる事で効率的な運用も可能になります。※「WEB会議ツール」で質問会を実施した場合、顔出しで行うことになりますので、録画映像の再利用はできません。
グループディスカッションを非対面で実現するためには、「WEB会議ツール」が有効です。但し、参加人数が多い場合、複数のグループをWEB会議の中で設ける必要があります。そのため、各グループの状況を見て評価する担当者が少なくとも開催グループ数分必要になります。当日の全体運用を考えると、採用ご担当者の負担はそれなりになります。

面接は「WEB会議ツール」が有効です。事前に接続方法をしっかりと学生に伝え運用するのが重要です。尚、トラブル発生に備え、電話での代替なども準備しておくことをおすすめします。

内定者ミーティングは参加人数によって「WEB会議」と「Live配信」の使い分けが効果的です。相互コミュニケーションをしっかりと行いたい場合は、参加人数8名程度の「WEB会議」を複数回開催するなどが有効です。10名以上の内定者に対して実施したい場合や内定式などを行う場合は、「Live配信」とチャットの利用が効果的です。
内定者に対して、追加情報の提供や入社前教育を兼ねた情報などを提供する場合「動画配信」が効果的です。更に、質疑応答を実施したい場合は「Live配信」や「WEB会議」を組み合わせるのも有効な手段になります。

採用担当者の業務負担を考慮する

コロナ渦での採用活動はもちろんですが、採用業務の効率化を考えると採用担当者の業務負担を考慮することも重要です。「動画配信」の場合、撮影するまでの準備などは大きな負担になりますが、動画が完成した後の負担は小さく、業務効率化の効果が高くなります。「WEB会議」はシステムが簡素化されてはいますが、実際の準備や運用を考えると、毎回採用担当者が接続作業を行い、参加学生を確認しながら対応することになりそれなりの時間と手間が発生します。更にトラブル発生時の対応を考えると、総合的には大きな負担になると考えられます。「Live配信」の場合は、配信に関わるスタッフの協力を得られますので「WEB会議」の開催と比較すれば小さい負担と言えますが、毎回出演する負担がそれなりにあります。