WEB説明会.net
職種別ウェブ説明会とインターンシップで動機付け
これまでの採用活動
事前予約型説明会運営フロー
プレエントリー受付 ⇒
会社説明会予約受付 ⇒
会社説明会開催 ⇒
ES提出(本エントリー) ⇒
プレエントリー受付
↓
説明会予約受付
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説明会開催
↓
ES提出(本エントリー)
↓
エントリー受付
- 就職サイト
- 自社ホームぺージ
- 学内セミナー
- 各種イベント参加
会社説明会
- 開催時期:3月~6月
- 開催地:東京
- 内容:企業の説明2時間と先輩社員からの仕事紹介
応募選考プロセス
- プレエントリー
- 会社説明会参加(参加必須)
- 本エントリー(ES選考)
- 選考会-複数回
- 最終面接
- 内定
- プレエントリーから本エントリーへ進む学生の割合が低い
- 会社説明会開催地が東京のみになっており地方大学の学生が参加しにくい
- 本エントリーに必要なES作成にあたって学生への情報提供が不足しており、提出にあたって壁になっている
- 理系職種が中心で、職種別採用になるため専門性を求めているが会社説明会では全体の概要しか説明できていない
業種が食品メーカーということで、一定数のプレエントリー学生を集めることはできていましたが、その後本エントリーへ進む割合が低く、応募への動機づけを行うことが大きなテーマでした。また、職種別で採用活動を行っているため、職種ごとに求める人物像が異なるためその説明についてもこれまでは不十分でした。
新しい採用プロセス
プレエントリー受付
WEB説明会動画配信
基本情報+職種別説明
ES提出
プレエントリー受付
↓
↑
WEB説明会動画配信
基本情報+職種別説明
↓
ES提出
↓
基本会社情報のWEB説明会を動画で制作
会社説明の基本となる動画を制作。スライドの説明に加え、工場の紹介などを加えることで規模や大きさをアピール。
職種別のウェブ説明会を制作
職種別に求める人物が異なるため、仕事内容・求める人物族・先輩社員の紹介などを入れた職種別説明会を制作。
東京での会社説明会を廃止し、お届け型でWEB説明会を配信
就職サイトは複数のサイトを利用しているが、すべての学生にプレエントリー後、WEB説明会の視聴画面を配信。同時に希望者はそのままES提出する事で応募が可能な旨を伝える。
企業理念を伝えるためのインターンシッププログラムを開発
インターンシッププログラムについては、業界理解と自社理解を併せて実施できる「企業を見る視点プログラム」の導入を行い、同日に先輩社員との質問会を設定する形式で1Dayインターンシップを準備。「企業を見る視点プログラム」は通常の事業戦略観点ではなく、社史や理念をテーマを考えさせる事で独自性を高め、理系学生にも興味を持ってもらえる工夫を行っています。開催時期は12月から2月に複数回開催し、早期から活動する理系学生を中心に集客を実施。
取り組みの結果
インターンシップ参加学生のコメント



インターンシップは東京と大阪会場のみの開催でしたが、遠方からの参加学生も以外と多いのが特徴でした。参加学生の満足度や評判は概ね高く、12月に参加した学生がインターンの良さを周囲に話してくれて、それを聞いた学生が1月に参加するケースもありました。
会社説明会開催は0回、ES提出学生数は2倍に増加
WEB説明会導入後、対面形式の会社説明会はすべて取りやめましたが、ESの提出数はWEB説明会利用前の2倍に増加しました。学生の声を聴くと、ホームページに加え、WEB説明会を見ながら作成したと回答しており、WEB説明会で「企業や仕事の理解」が十分にできていると考えています。2021年卒採用においては、緊急事態宣言などコロナ問題が大きくなりましたが、会社説明会をそもそも開催していませんでしたので、ES受付までのプロセスは例年通りで大きな影響は出ませんでした。
インターンシップから内定承諾する理系大学院が増加、採用採用実績大学が多様化
これまでの採用実績大学は、関東地区中心でしたが、関西以西の大学の採用が増加しており、多様な人材獲得ができるようになっています。特に理系の大学院生採用においては、インターンシップ参加者から内定、そして内定承諾割合が上がっており、効果を実感しています。文系を含めて学校群のレベルも上がっていますが、その分辞退率は高まっていますので、今後は内定辞退抑制のための施策がテーマになっています。