企業アウトライン
- 本社地域:関東エリア
- 事業内容:情報システム及び情報処理機器の開発、販売並びに情報サービスの提供
- 勤務地域:全国
- 採用対象:文理
- 採用人数:120名(文理半々)
- 採用実務担当者人数:3名
これまでの採用活動
3月から会社説明会を全国15都市で59回開催し3000名の動員
事前予約型説明会運営フロー
エントリー受付 ⇒
会社説明会予約受付 ⇒
会社説明会開催 ⇒
ES提出 ⇒
エントリー受付
↓
説明会予約受付
↓
説明会開催
↓
ES提出
↓
エントリー受付
- 就職サイト
- 自社ホームぺージ
- 学内セミナー
- 各種イベント出店
インターンシップ
- 開催時期:12月~2月
- 開催地:東京、名古屋、大阪
- 内容:1Day型、1W型ほか
会社説明会
- 開催時期:3月~7月
- 開催地:札幌、仙台、東京、新潟、長野、名古屋、大阪、福岡・・全国15カ所 59回
- 会社説明会動員人数目標:3000名
- 内容:企業の説明2時間と先輩社員からの仕事紹介
応募選考プロセス
- 説明会参加(参加必須)
- ES提出(ES選考)
- 選考会-複数回(説明会開催地)
- 最終面接
- 内定
- 採用スタッフの残業時間削減が経営のテーマになっている
- 対面型"会社説明会”への動員数減少の中で、"会社説明会"動員数を軸とした旧来型採用活動の見直し
- 地方大学生採用強化の方針
これまでの考え方は、会社説明会への学生動員を増やすことが採用成功へのポイントだと考え、開催地域と開催回数を増やすことで、動員数確保を目指していました。そのため、全国15カ所で年間60回弱の会社説明会を実施し、約3000名の動員数を目標に行っていました。しかし、説明会への動員人数も思ったほど伸ばすことができない状況でもありました。一方で、働き方改革が経営テーマになっており、残業時間の削減が強く求められています。社内の旗振り役でもある人事部門が率先して進めるべきところですが、新卒に関わる採用スタッフの残業時間を減らすことが非常に難しいのも事実でした。更に、これまで会社説明会へ協力してもらっていた社員の参加も厳しくなり、根本的な見直しが必要となっていました。
新しい採用プロセス
エントリー受付
WEB説明会動画配信
ES提出
エントリー受付
↓
↑
WEB説明会.net-動画配信
↓
応募受付
↓
約3000名の動員を目標に実施していた"会社説明会"を"廃止"する不安
残業時間の削減を実現するには、これまで採用活動の要であった対面型会社説明会を現状のまま実施することが難しいことはわかっていましたが、多少は会社説明会を残しながら、一部をWEB説明会で補うという考え方もありました。しかし、最終的には会社説明会を全廃し、すべて「WEB会社説明会」へ置き換えることにしました。この決断に至るには2つの要因があります。1つは、中途半端に会社説明会を行うことで、残業削減の問題解決ができなくなるのではといった点。2つ目は、学生のスマホ利用状況の変化です。あらゆるデータにおいて、スマホの利用が急増しており、数年前までの常識が全く通用しない変化のスピードを感じたからです。スマホでの動画視聴も学生の中では一般的になっており、WEB説明会の中に、しっかりと情報を入れることができれば、十分に会社説明会の代替ツールになると判断しました。
WEB説明会を効率的に使うための採用フローの検討
これまでの採用フローでは、①プレエントリー受付、②会社説明会の参加予約、③予約者への参加証送信、④会社説明会参加といったフローになっていました。そこで、当初はプレエントリー後、WEB説明会の予約をしてもらい、予約者へWEB説明会の視聴情報を送付するフローを検討してました。こうすることで、これまでの採用フローを踏襲することができると考えたからです。
しかし、WEB説明会の機能を考えると、わざわざ事前予約をさせる必要はなく、プレエントリー者全員にWEB説明会視聴情報を送付する方が、学生との接点を最大化でき、これまで以上にES提出数を増やせる可能性があると考え導入を決定しました。
取り組みの結果
WEB説明会視聴人数は、対面型説明会時の約2.5倍へ・ES提出人数は20%UP
プレエントリー学生全員へWEB説明会の視聴情報をお知らせする事で、WEB説明会の視聴人数は、これまでの対面型会社説明会への参加人数と比べ約2.5倍に増加。もちろん、全員がすべての動画を視聴しているわけではありませんが2.5倍という数字は正直驚きました。その後のES提出数も20%アップとなり、応募プロセスへの影響はありませんでした。
年間58回開催の会社説明会をゼロに・約1000万円のコスト削減に成功
会社説明会をゼロにすることで、スタッフや社員の拘束時間の削減、会場費用・スタッフの移動交通費・宿泊費、資料費など年間1000万円を超えるコストの削減ができました。もちろん、採用スタッフの残業時間も大幅に低減することに成功しています。
学生のWEB説明会の利用シーンは、ES作成時と面接時の2つのシーンで利用される
WEB説明会の視聴データを分析すると、ES作成時にピークになっていることは想定通りですが、意外だったのが面接時期にもピークができるという点です。面接前に再度WEB説明会を見直し、参加していることが想像できます。今後は、面接など選考中に提供する動画コンテンツをつくり、動機付けや辞退抑制を狙いとした運用も検討しています。
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