主要記事就職サイトの選択と活用新卒採用実務のヒント

検索ワードの見直で就職ナビの効果アップ

就職サイトを使って採用活動を実施する場合、まず最初のステップは発見されることです。

それも、マッチング度の高い「求める人物」から発見されないと、採用活動は始まりません。そこで、今回はオープン後の就職サイトのチェック方法についてお伝えしたいと思います。

STEP1.カテゴリー検索の確認

就職サイトは、検索をしない限り企業が表示されません。

利用する学生が、自らの意志で様々な検索項目から企業を探し、自分に合う企業を発見していくツールになります。

検索の仕方は、個人によって異なり、企業画面に到達するまでには、無数のルートがあると言えます。

まずは、業種や職種、勤務地、そして先輩タイプなどの基本的なカテゴリー検索項目を操作して、自社がどのように表示されているかを確認することが重要です。

この時、貴社にとってマッチング度が高いと想定している学生の立場に立って検索することがポイントになります。

仮に自分が求める学生だったら、どんな検索項目から探し始めるだろうか?

こんな、視点で検索を開始してみましょう。

検索を繰り返す中で、自社が表示されていれば問題はありませんが、もし表示されなかった場合は、検索項目の設定を見直す必要があります。

ぜひ早めに学生の立場で操作を行なってみてください

STEP2. フリーワード検索の確認

話は変わりますが、

皆さんがインターネットの検索エンジンを利用して情報を探す場合、フリーワード検索から探す場合と、カテゴリー画面から検索する場合ではどちらの頻度が高いでしょうか?

ほとんどの方は、フリーワード検索が中心だと思います。わざわざカテゴリー画面へ移動して情報を見る行動はあまりしないのではないでしょうか?

就職サイトを利用する学生も同様に利用すると言えます。しかも複数のキーワードで検索するケースが非常に増えてきています。そこで、ぜひチェックしていただきたいのが、求める学生が使いそうな「検索フリーワード」をできる限り多く考え、自社が発見される状態かどうかを確認することです。

もし、求める学生が使いそうな「検索フリーワード」で検索をし、検索結果に自社が表示されていないようであれば、すぐに自社の原稿の中に「検索フリーワード」を使った文章を埋め込む必要があります。

一見地味な作業に見えますが、ネット上で発見されるためには実は重要なチェック項目になります。

STEP3. 検索結果一覧画面には何社表示されていますか

皆さんが、検索エンジンを利用して情報を探す場合、検索結果一覧画面に表示された各サイト情報をいくつ”クリック”してサイトの中を確認しますか?

求める情報の重要度やその時の心理状況によっても変わりますが、せいぜい10~20クリック(10~20サイトは中身の情報を見に行き確認する)程度ではないでしょうか?

学生も同じ感覚だということです。

検索結果に表示された場合でも、検索結果に100社の企業が非常された場合、残念ながらすべての企業画面を見にいくケースはあまりないと言えます。せいぜい、表示順の上位20社程度をクリックするか、または絞込み検索を行うことになると思います。

つまり、重要なチェックポイントは、「検索フリーワード」とその項目で検索した結果一覧に表示される「社数」の関係です。ここまでお話すると、既にお分かりかと思いますが、求める学生が検索する「検索フリーワード」を使って、検索結果に表示される社数が少なければ少ないほど、効果的な「検索フリーワード」になるということです。

理工系学生が採用ターゲットの場合

「求める人物像」の学部学科や論文テーマなどをイメージすることが重要です。彼らは、日々特定分野の研究を行っていますので、そこで使われている「専門用語」や「技術用語」を使って検索する可能性は非常に高いと予測できます。さらに、専門性が高ければ高いほど、検索結果に表示される社数は少なくなり、マッチング度の高い出会いが生まれる可能性が高くなります。

文系学生が採用ターゲットの場合

理想とする学生像をしっかり決め、彼らの興味関心のテーマや志向・価値観などを細かくイメージし、その学生ならではのレアなフリーワードを見つけ出すことができれば、マッチング度の高い出会いの確率を高める事ができます。

ある会社の入社1年目の社員にインタビューを行った時の経験です。

入社動機をお聞きしている中で、なぜこの会社を見つけたのかという質問をしたことがあります。彼は幼少時代から「神輿」好きで、就職サイトでなんとなく「神輿」というキーワードを入れたそうです。その結果、検索結果一覧に表示された企業は3社だったそうです。

まさか、就職サイトで「神輿」というキーワードを入れて検索する学生がいるとは予想できないことかもしれませんが、現実にこのことが企業を知るきっかけになり入社を決めることになったそうです。

このように、検索結果が少なく、求める学生が使いそうなキーワードを就職サイトに設定することにより、マッチング度の高い学生との新しい出会いが生まれるはずです。